障がい者雇用推進者研修

障がい者雇用推進者研修とは

障がい者が就労するのにあたり、関係法令や制度を理解した上で、企業側の考え方を把握しながら、障がい者がそれぞれの就労現場で「普通に働く」「いきがいを感じる」等の要望を踏まえて、活動するための素地を養う研修です。

基本的に障がい者の就労には、障がい者と企業側の「調整」が必要になってきます。この調整に向けて必要なのは、障がい者からの視点と企業側からの視点であり、社会全体における障がい者就労に関するマクロ的な状況把握の視点です。

障がい者に関しては、それぞれの障がい特性への理解は能動的な気持ちが必要であり、そのための知識も求められます。身体、知的、精神のそれぞれの障がい区分に関する対応や、精神障がいにおいては疾患の種類やその特性を学び、福祉制度全般、福祉に関する行動とその考え方なども必要となってきます。

企業側の視点では、各種制度利用での障がい者雇用の活発化や生産性や効率性との整合性を視野に置きつつ、仕事の切り出し方などの技術面の知識の習得を目指します。企業論理を踏まえ、「一人の障がい者が幸せに暮らせるための就労」という重さを認識しながら、個人の最適と全体最適を見据えて行動できる推進者を目指します。

この2つの視点を身に着けて、企業と障がい者の間で活発に行動できる人を一人でも多く活躍してもらうための研修です。

研修修了後もそれぞれの現場で活躍していただきながら、推進者同士でのコミュニティの場を形成し活発な情報交換や学び合いにより、行動の質を上げていくことにも努めてまいります。
本研修を修了することで、障がい者雇用支援センターが認定する「障がい者雇用サポーター」として登録することができます(別途登録料が必要となります)。なお、登録手続きにあたっては修了レポート及び登録申請書のご提出が必要となっております。

カリキュラム(全6時限)

<福祉編>

福祉編1「社会福祉制度の変遷」(約50分)
(講師:引地達也・シャローム大学校 学長)

【内容例】
・福祉とは何か
・近代化における福祉の制度化
・戦後の福祉制度の基本的思想
・自立から総合支援法への転換
・「医療モデル」から「社会モデル」へ
福祉編2「精神障害の概要」(約50分)
(講師:引地達也)

【内容例】
・近代前の精神障がいの治療
・精神症状のとらえ方
・各疾患の主な症状と社会生活にあたっての課題
・日本の精神障がい者はどこにいるのか―医療から地域
・精神障がい者をめぐる国の制度
福祉編3「障がい者就労について」(約51分)
(講師:引地達也)

【内容例】
・障がい者就労を取り巻く環境
・就労移行支援事業所で行っていること―訓練及び支援
・就労に際しての当事者の心持について
・事例研究

<法令編>

法令編1「労働法①」(約52分)
(講師:首藤糸穂・社会保険労務士・首藤糸穂社労士オフィス)

【内容例】
・労働契約
・労働時間
・36協定
・休憩、休日
法令編2「労働法②・障害者雇用促進法」(約53分)
(講師:飯塚匡春・社会保険労務士・社会保険労務士いいづかオフィス/首藤糸穂)

【内容例】
・賃金
・年次有給休暇
・解雇
・就業規則
・障害者雇用促進法のポイント
・障害者雇用納付金の徴収及び障害者雇用調整金の支給
法令編3「特例子会社・助成金」(約53分)
(講師:飯塚匡春)

【内容例】
・特例子会社とは
・特例子会社の設立手順
・特例子会社認定の要件、種類
・障害者雇用に関する助成金各種について

受講形態

DVDもしくはWEB(付属教材として研修テキスト・レジュメがございます)

受講料

12,800円(税別)
「障がい者雇用サポーター」の登録料3,000円(税別)を含みます。(有効期限3年間)

講習受講・障がい者雇用サポーター登録の流れ

①お申込み
LEC東京リーガルマインドのオンラインショップよりお申込みください。
②DVD or WEB研修受講
研修テキストと共に、DVDもしくはWEBで研修を受講いただきます。
③修了レポート作成
セミナー受講後に、当研修に関する修了レポートを制作いただきます。
④修了レポート、登録申請書提出
修了レポートに加え「障がい者雇用サポーター」登録申請書を記入の上、障がい者雇用推進者研修 研修センター宛にお送りいただきます。
⑤登録完了
①~④を終えられた方は「障がい者雇用サポーター」として登録され、登録証等が送付されます。
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