国内における労働人口の減少が進む中、企業は多様な人材を活用することが求められています。特に、障がい者雇用においては、彼らが持つ多様な能力や視点を社会に活かすことが大きな課題となっています。しかし、現実には障がい者が十分に企業でその能力を発揮できる環境が整っていないケースが多く見られます。
私たち「障がい者雇用支援センター」ではこの課題に対応するため、企業に対して、障がい者が職場で能力を発揮し、社会に貢献できる環境を整えるための支援を行うとともに、障がい者自身のキャリアアップ、リスキリングに役立つ教育コンテンツを提供しています。また、障がい者の雇用促進に向けた研修やセミナーを実施し、障がい者雇用に関わる方たちに対して実務的なスキルや対話の場を提供しています。
私たちは「障がい者雇用」が社会においてより良い形で実現できるよう、全力で支援を続けてまいります。
私たちは多くの違いの中で、生きる権利を保障され、そして認められ生きています。目に見える違いも分かりにくい違いも受容しながら、私たちは他者に寛容であることが必要です。障がい者においては、その寛容さが忘れてしまいがちです。人が労働し対価を得る企業においては、生産性を重視するばかりに、障がい者が働きにくい場所になっていることも昨今の大きな問題です。
障がい者と企業という被雇用者と雇用者の関係は、法定雇用率という枠組みの中で、語るだけではなく、やはり各個人の特性を考えたうえで双方がコミュニケーションを通じて最適な労働を目指すのが基本だと考えております。
当センターはこのような思いを共有する仕組みを構築して、一人でも多くの障がい者が輝ける人生になりますように、それが普通に実現できる社会になりますように、活動してまいります。
そして、活動にご賛同いただける方々との協働を常に考えてまいります。
青木 雅樹
サントリーパブリシティサービス株式会社
文化ハピネス事業部 文化・地域共創部 シニアスペシャリスト
音楽大学在籍時にサントリーホールとの共同企画プロジェクト参加を機にサントリーパブリシティサービス株式会社入社。全国で展開する指定管理文化施設の事業企画統括として年間約350公演の公演企画制作に携わる。バリアフリー、ダイバシティへの取り組みとしては、施設の特性を生かしたインクルーシブなサービスの開発や福祉施設での出張公演の実施、支援学校の生徒とプロの音楽家によるコンサート、障がいの有無を超えて楽しむことができる「みんなの音楽会」などを実施し、誰もが同じ環境で同じ場を文化の面から享受できる試みを実施している。
梅田 耕一
カドルサポートKOUME代表 東京ジョブコーチ所属
15歳で障害者施設指導員となり、グループホームの世話人と施設での指導を始める。ジョブコーチ(職業適応援助者)を続けながら、大手特例子会社の管理職を7年経験。就労だけでない困難さを解消するサポートを実践。様々な方の相談に乗り、生きる力にしてもらいたいという想いで「カドルサポートKOUME」を運営。
大内 雅登
LD専門家庭教師『Study and Dialog』代表講師
一般社団法人 みんなの大学校 教授
一般財団法人 発達支援研究所 客員研究員
塾講師、児童発達支援・放課後等デイサービスの児童指導員の経験をいかし、学習障がい児を専門とするオンライン家庭教師として国内外の子どもたちへ学習支援を提供している。当事者視点を大切にした支援を追いかけ、編著書に『自閉症を語りなおす』(新曜社)がある。
大倉 久実
特定社会保険労務士/大倉久実社会保険労務士事務所代表
日本顧問パッケージサービス協会理事
2016年11月に大倉社会保険労務士事務所設立。各種資格試験の受験指導の経験を活かして、経営者のお悩みに対して適切なサポートを行っている。また、資格試験予備校での講師経験を通じて得た「伝える」技術をフル活用し、学校教育に関するプロジェクトにも関与。
北沢 健
リゾートトラスト株式会社 人事企画部 ダイバーシティ推進室
大学卒業後、就労支援センターに入職。東京ジョブコーチ支援室主任統括コーディネーター就任。2010年リゾートトラスト入社、東京事業所支援センターセンター長となり、翌年障害者雇用職場改善好事例優秀賞を受賞(発達障害)。14 年天皇皇后両陛下「行幸啓」(障害者週間にちなみ)を賜る。事務支援センターのセンター長ならびにリワーク長を兼務。就労支援アドバイザーとして、多くの特別支援学校で講演など、障害者雇用へのさまざまな貢献をしている。
白砂 祐幸
株式会社セルム 経営開発部 NANAIROチーム GM
大学卒業後、大手ITメーカーでシステム提案営業として勤務、大手ITサービス会社に転職。メンタル不調者の為の復職専門部署を設立・運営。復職部署で障がい者人材を受け入れ、社内での業務調整と障がい者人材の能力育成に注力。その後、特例子会社を設立。就労継続A型・就労移行支援事業所の全国展開を手掛け、行政や地域企業との連携を軸に雇用現場を拡大。産官連携・民福連携の事業運営を実施。数々の現場で業務創造・意識向上を行ってきた経験を活かし、自治体講演・企業内研修、障がい者雇用サポートアドバイザリー、特例子会社設立コンサルテーションなどを得意とした活動を継続中。
日高 健二
公益社団法人JEO・子どもに均等な機会を 専務理事
ハーツアンドシップス株式会社 代表取締役
一般社団法人 日本マイナンバー管理協会 理事
公益社団法人JEO・子どもに均等な機会を は、児童養護施設などに対する生活環境支援事業や子ども食堂事業等、幼い子供たちやこれから生まれてくる生命のために持続可能な社会の実現を目指し活動を展開している。これらの活動に加え、社会インフラの整備等を提唱、推進する団体、プロジェクトの設計、設立、運営/ 国連NGO 理事兼上席研究員/民間企業、行政外郭団体への人事、戦略コンサルティングとしても活動している。
山本 登志哉
一般財団法人発達支援研究所 所長
青森県青森市出身。京都大学文学部、同大学院文学研究科修士課程修了。奈良女子大学、共愛学園前橋国際大学教授、早稲田大学人間科学学術院大学院教授を経て(現職)。奈良女子大学在学中に北京師範大学児童心理研究所で教育学博士号取得。専門は発達心理学・文化心理学・法心理学。
研究テーマは所有制度の個体発生。他に子どもの記憶と証言の共同生成、ディスコミュニケーション分析。
受賞歴は日本教育心理学会城戸奨励賞(幼児の所有研究論文にて)、朱智賢心理学賞(子どものお小遣い研究を通した新たな文化心理学理論の展開論文にて)
和田 卓也
株式会社Teals 代表
大手メーカー、外資系ホテル、妖怪ウォッチのマーケティングやSNSを担当後、広告代理店の役員を務めたのちにTeals創業。
HSP:Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)やうつ病経験者、発達障害の方などが自分のままで働けるような社会にしたい、まずは自分の周りからそんな場所をつくって周りの人から幸せにしていきたい、そう思ってTealsを立上げ。 「才能のダイバーシティの解放」をパーパスに、多様な人材が自分らしく活躍できる社会を目指し、メディア&マーケティング、転職エージェント、コミュニティ運営などの事業を行っている。
主催: | 一般社団法人日本職業教育振興会 |
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運営: | 株式会社東京リーガルマインド |
協力: |
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住所: | 東京都中野区中野4-11-10 アーバンネット中野ビル 株式会社東京リーガルマインド 新商品開発課 障がい者雇用推進事業部 |