障がい者雇用に関する情報

2019.11.27 第1回障がい者雇用推進フォーラム


クリックするとイベントチラシをご覧いただけます。
日時:2019年11月27日(水)13:00~17:00
会場:イベント会場:LEC水道橋本校
主催:障がい者雇用支援センター/LEC東京リーガルマインド
   一般財団法人福祉教育支援協会
イベント内容:当事者ご本人はもちろん、障がい者を雇用する企業・団体の方や障がい者を支援する就労移行支援事業所の方、さらには雇用の専門家である社会保険労務士などの専門家の方々など、障がい者雇用に関わる全ての方が対象のイベントです。
プログラム
1.引地達也センター長より挨拶(13:00~13:10)
2.障がい者支援特別講演(13:10~14:30)
3.障がい者雇用創出トークセッション(14:40~16:00)
4.障がい者雇用ポイント解説(16:10~17:00)
5.懇親会※希望者(17:30~19:30)

1.引地達也センター長より挨拶(13:00~13:10)

障がい者雇用を推進するための新しいコミュニティ、誕生
障がい者雇用に関わる全ての人が集まり、学び、情報を共有するためのコミュニティ、「障がい者雇用推進フォーラム」が、引地達也センター長の挨拶の共に始まりました。今後、回を重ね、より充実したものとなっていくであろう当フォーラムは、第1回目から多くの方が詰めかけました。

2.障がい者支援特別講演(13:10~14:30)

<講師>山本登志哉氏(一般財団法人発達支援研究所 所長)
<コーディネーター>引地達也


「なぜつながるのが難しいのか」を考える
特別講演では、教育心理学者の山本登志哉氏が発達障害の方々とコミュニケーションをとっていく上で知っておきたいポイントとして、「ディスコミュニケーション」という考え方について紹介をしてくれました。この考え方は、「人となぜつながるのが難しいのか」を考えるというものです。講演後には、参加者との質疑応答も行われました。

〈参考〉一般社団法人発達支援研究所HP
 

3.障がい者雇用創出トークセッション(14:40~16:00)

企業・団体が、障がい者雇用に関する取り組みを発表
障がい者雇用の現場を皆様に知って欲しい-。実際に障がい者雇用に取り組む企業・団体が事例を交えながら、その取り組み内容を紹介しました。
①<登壇者>IBソリューションズ株式会社・田浩之様
全国に展開する居酒屋チェーン「養老の滝」の特例子会社である(株)IBソリューションズからは、障がい者の清掃業務のおかげで店舗が非常に綺麗になり、来客数が増えたという事例が発表されました。
②<登壇者>株式会社いなげやウイング・石川誠様
大手スーパーマーケットの特例子会社である(株)いなげやウイングからは、障がい者の就労時間や就労部門について紹介され、「早朝品出し事業」のリーダーとなった精神障がい者の方の事例が発表されました。
〈参考〉株式会社いなげやウイングHP
③<登壇者>株式会社プロケア・鈴木崇弘様
保育園経営等、子育て支援事業を行う(株)プロケアからは、社会保険労務士の鈴木氏が障がい者雇用の専門家からの視点を加えた上で、障がい者雇用のポイントや事例から学んだこと等を実体験をもって紹介しました。
〈参考〉株式会社プロケアHP
④<登壇者>一般社団法人全国地域生活支援機構・重田誠様
「高齢者や障がいのある方々が地域で安心して暮らすことができる社会づくり」を掲げる(一社)全国地域生活支援機構からは、データからみた「障がい者の現況」の解説や同団体が取り組む障がい者自立のための地域連携の仕組みの紹介がありました。
〈参考〉一般社団法人全国地域生活支援機構HP

4.障がい者雇用ポイント解説(16:10~17:00)

<講師>飯塚匡春氏(社会保険労務士いいづか事務所 代表)

障がい者雇用のメリット(助成金等)や労務管理について解説
実際に企業や団体が障がい者雇用に取り組む際、大きな力になるのが助成金等の制度の活用であり、その内容が解説されました。また、労務管理実務として、障がい者採用や面接のポイント等も紹介されました。

5.懇親会※希望者(17:30~19:30)

障がい者雇用の関係者が親睦を深めた
障がい者雇用で大切なことは、同じ目的や目標を持った者同士がコミュニティをつくり、互いの支援(助け合い)の体制を構築することです。懇親会では、その土壌づくりとして、立食パーティー形式で参加者が親睦を深めました。